クラウドファンディング発のIoT製品!Knockiとは
Knockiとは「Knock(ノック)」から連想できるように、ノック操作だけで対応家電などを操作できるIoT製品です。
「INDIEGOGO」という海外のクラウドファンディングサイトで資金集めが始まり話題になりました。現在では海外のネットショッピングサイト「fancy」などから、79ドルで購入可能です。
すでにスマートホームを自宅で実現している方は、「音声などで家電操作ができるし必要性がない」と思うかもしれません。しかしKnockiを活用すると壁や机などをノックして家電操作ができるので、より便利なスマートホームを実現可能です。
ノックパターンを複数設定できる!Knockiの4つの特徴
Knockiには次のような特徴があります。
ノックパターンを10個から選択できる
Knockiでは、ノックパターンを設定できます。たとえば、
・3回ノック
・2回ノックして間を空けて、また2回ノック
・2回ノックして間を空けて3回ノック、さらに間を空けて2回ノック
などです。
最大10個まで設定できるので、自宅の家電すべてをカバーできるでしょう。
また、家電のグループ化も可能で、下記のような操作もできるのがポイントです。
・2回ノックでオーディオを付けて音楽を流す
・3回ノックでエアコンをOFFにして電源を消す
ただし複雑なノックは覚えにくいと思うので、なるべく簡単なノックに複数の家電を結び付けて操作できるようにしておくとスムーズでしょう。
乾電池で動作するのでケーブルが不要
Knockiは単4の乾電池4本で動作します。ケーブルがいらないのは大きなメリットになります。
たとえば玄関先の壁に機器を取り付けたい場合、充電ケーブルでしか動作しないタイプになっているとケーブルのスペースも確保しないといけないため設置が面倒です。
対してKnockiの場合、乾電池さえ入れておけば好きな場所にすぐ持って行って設置できるので便利です。本体の裏面に両面テープを付ければ壁にも楽に貼り付けられます。
重量が軽いので簡単に剥がれる心配もないでしょう。
音声操作が使えなくてもノックだけで家電操作ができる
スマートホームでスマートスピーカーを使って音声操作できるようにしている場合、手を使わずに家電操作ができるので便利です。しかし
・他の人と話をしている
・口に食べ物を入れている
といった場面では音声操作は使えません。
一方で、Knockiの場合は片手が空いている必要はありますが、ノック操作だけですぐ家電を操作可能です。
音声操作できない場面でも賢く家電を管理して使えるようになります。
また机などの裏面に貼り付ければ本体を見えなくできるので、机がスマートホーム化したような面白い感覚を得ることもできます。
ただしノックしてから家電が反応するのに少し間が発生する場合があるので注意してください。
NestやSONOSなどの家電に対応、IFTTTとの連携も可能
Knockiは次のような家電に対応しています。
・Google Nestシリーズ
・SONOS
・Philips Hue
・TP-Link
対象となっている家電製品は家電量販店でも入手可能な他、「Amazon」といったネットショッピングサイトでもすぐ購入できます。気になる方は買いそろえてみてください。
また「IFTTT」との連携に対応しているのもメリットです。IFTTTとはWebサービスやスマート家電を連携させられるサービスであり、Webブラウザー上からすぐ利用できます。
IFTTTを使うと「机がノックされたらスマホへ通知を行う」といった操作が可能であり、工夫次第でいろいろな操作を自動化可能です。
時間があればIFTTTを使って、さまざまなスマートホーム操作を実現して楽しめるでしょう。
アプリ1つで完結!Knockiの設定方法
画像引用元:https://fancy.com/things/1969691484294745047/Knocki-Original
Knockiは次のような手順で初期設定を行います。
1.Knockiアプリをインストールする
2.Knockiをアプリへ追加して使用場所などを選択
3.Wi-Fiへ接続を行い、ノックパターンとアクションを追加する
アプリの指示に沿えば簡単に設定が完了します。
英語にしか対応していないのがネックですが、画像も多いので直感的に何をすればよいか理解ができるでしょう。
一覧からノックパターンを選択した後に実際のアクション内容を入力していきます。
家電との連携もアクション設定時にいっしょに行いましょう。
Knockiは今までありそうでなかったユニークなIoT製品です。IoT好きの方はぜひ購入を検討してみてください!