2020年の家電市場は?巣ごもり需要でスマート家電に注目が集まる結果に!
2020年はコロナウイルスの脅威が全世界で広がり、私たちの生活に大きな影響を与えました。自宅で自分の時間を過ごしながら消費を行う「巣ごもり需要」が増加し、自宅で時間を潰せるゲーム機やゲームアプリなどが人気になる、といった流れが発生しました。
そして自宅での生活を快適にしてくれるツールとして、スマート家電の注目度も高まったのがポイントです。一昔前は高いイメージがあったスマート家電ですが、お手ごろな製品も登場して入手しやすさが上がっています。
2020年度も
・スマートスピーカー
・スマートカーテン
・スマートロック
・スマートリモコン
・スマートプラグ
など、さまざまなジャンルのスマート家電が発売されて人気を呼びました。
GoogleやAmazonが新型スマートスピーカーを発表!2020年に話題になったスマート家電
ここからは2020年度話題になったスマート家電をご紹介していきます。
Google Nest Audio
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Googleは2016年度に発売された「初代Google Home」の後継機となる、「Google Nest Audio」を2020年10月15日に発売しました。
Google Nest Audioは初代Google Homeと比較して、ファブリックをふんだんに取り入れたデザインになっています。また音質が向上しており、「ツイーター(高音域を担当するスピーカー)」と「ウーファー(低音域を担当するスピーカー)」を組み合わせた構成で低・中・高音域ともバランスの取れたサウンドを楽しめるのもポイントです。再生する内容や環境に応じて適切な調整を行う機能も搭載されており、いつでもクリアな音を楽しめます。
高感度マイク3つで「Googleアシスタント」への命令をはっきり聞き取れるようになっているので、スマートホームに組み込むとスムーズに音声命令で家電を動かせるようになります。
Amazon Echo第4世代
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/b?ie=&node=2408695051&ref=sv_devicesubnav_0_v2
Amazonはスマートスピーカー系ブランドの「Echo」にて、「Echo第4世代」を2020年10月22日に発売しました。
Google Nest Audioと同じくファブリックを取り入れたデザインになっていますが、球形のデザインになっているのが特徴的です。無印 Echoと廉価版のEcho Dotが同時発売されています。
音楽が斜め上方向に再生されるように位置調整されるなど、前モデルの第3世代と比べて細かい変更が行われています。また無印Echoのほうは「 Echo Plus」に搭載されていたスマートホームハブ機能が内蔵されているのもポイントです。
複数のEchoを連携させて音声メッセージを同時に送るといった使い方も可能で、工夫次第で楽しみが広がるようになっています。
SwitchBot カーテン
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「SwitchBot カーテン」は既存のレールに引っ掛けるだけで取付が済むのが特徴です。レールの溝が合えばどんなカーテンでもすぐに利用できるようになります。クラウドファンディングが2020年4月17日から開始され、現在はAmazonなどで一般販売されています。
・アプリからタイマーをセットして、指定の日時にカーテンを開け閉めする
・外出していても遠隔操作でカーテンを開け閉めできる
・光センサー内蔵で太陽の光を感知し、自動でカーテンが開くようにできる
といった特徴を持っており、朝に日を浴びてスッキリ目覚めたい方や防犯対策をしたい方などにおすすめの製品となっているのがポイントです。
さらにスマートスピーカーとの連携も可能で、今回ご紹介したGoogle Nest AudioやEcho第4世代などと組み合わせて家中の家電を簡単に音声操作できるようになるのもメリットです。ちなみにオプションでソーラーパネルを付ければ、バッテリー切れを心配せずに太陽光で充電できます。
2021年のスマート家電のトレンドはどうなる?
2020年度だけでなくコロナウイルスの影響は2021年度も続きます。引き続き巣ごもり需要が影響して、スマート家電など自宅の生活を快適にしてくれる製品が売れ行きを伸ばすでしょう。
また「5G(第5世代移動体通信システム)」の市場も拡大し、5Gを活用したスマート家電が注目を集めていく可能性もあります。AmazonがEchoシリーズに関して最新製品を発表するのか、といった大手企業のスマート家電に関する動きにも注目です。
ぜひ自分でもスマート家電の最新情報を調査してみてください。