AppleのM1シリコンの発表から数週間、コンピューティングニュースの注目は続いており、そして、そのほとんどがIntelのチップとのパフォーマンスを比較しています。もちろん、すべてのM1Macが同じというわけではなく、M1MacBookAir、M1MacBookProの違いもあり、MacBook Pro(Late 2020)でさえ、RAM容量が異なる2つのモデルを提供しています。16GBのRAMを搭載したM1MacBookProが8GBのRAMのみを搭載したM1MacBook Proよりも優れていると想定するのはもっとも論理的であり、場合によってはそうである可能性があります。ただし、それは単純な視点であり、どちらのモデルが優れているのか決定するには他の視点が必要な場合もあります。ベンチマークテストでさえ全体像を把握することはできず、様々な点を考慮をしなければいけません。
パフォーマンスのテスト結果がYouTubeで明らかに
MaxTech氏はYouTubeで、これら2つのM1搭載MacBook Proを一連のテストにかけました。テスト対象によっては、2つのパフォーマンスの違いはそれほど大きくありません。8K R3D RAWを4Kにエクスポートするなど、より多くのメモリを必要とするアクティビティの場合、16GBRAM構成がより速く完了するのは当然です。ただし、CPUを集中的に使用するタスクの場合、8GBRAMモデルはそれほど遅れをとりません。
これらのテストでの本当の敗者は、やはりIntelといえます。ベンチマークテストでは、32GBのRAMを搭載したIntel Core i9 MacBookProと16GBのRAMを搭載した2020iMacが、16GBのRAMを搭載したM1MacBookProとほぼ同じ位置になりました。Intel搭載のMacの価格が2倍または3倍もすることを考えると、これらの結果はIntelにとってかなり恥ずかしいものになっています。
決してこれらのベンチマークは、8GB RAM M1 MacBook Proを熱烈に推奨するためのものではありません。ただ、ほとんどのユースケースでは、それで十分事足りるだろうということです。
これまでと同様に、購入希望者は長期的な視点でMacBook Proを何に使うつもりかを心に留めておく必要がありますが、より手頃なモデルでさえもかなり優秀であるため安心して選択ができます。。
(画像引用:https://youtu.be/PP1_4wek4nI)