HueやLifxなど、スマートLEDはスマートホームの中心的役割を担っています。しかし、家中の照明をスマートLEDに切り替えようとすると、かなりの出費になります。例えば、7,000円ほどで販売されているHue Whiteを10個購入すると、35,000円になります。
その点、2017年11月現在、Kickstarterで予約受け付け中のKleverness Smart Light Systemは、自宅内の照明をすべて遠隔操作やスケジューリング可能にするデバイスで、87ドルと値段もお手ごろです。
他の多くのスマートライトは、複雑な再配線などを必要としますが、Kleverness Smart Light Systemはそれらを必要とせず、中央コマンドセンターであるKleverハブ、Kleverスイッチ、調光器、コンセントのみで機能します。
Kleverness Smart Light Systemはスマートフォンだけで照明や電気製品を制御できます。各スイッチ、調光器、コンセントのエネルギー消費量を監視することができ、電気料金を節約することが可能です。
無線周波数リピーターを使用しているため、Wi-FiまたはBluetooth接続は必要ありません。スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット、PCを使用して、どこからでも照明の設定を行うことができます。各スイッチと調光器は接続半径45メートルで、各Klever Hubは最大512個のデバイスを管理可能となっています。
Kleverness Smart Light Systemは、AIを使用して照明の使用パターンを学習します。長期間不在の時は、そのパターンを実行することによって、在宅しているように見せることができます。
アプリを使用して独自の照明スケジュールを指定することもできます。これによって、帰宅時に明るくなり、就寝時には自動で消灯させられます。また、他のデバイスとの連携にも優れています。Apple HomeKit、Amazon Echo、Google Home、Samsung SmartThingsと、主要なスマートホームシステムにはほぼ対応予定です。
Kleverness Smart Light Systemは現在Kickstarterで予約することができます。価格は87ドルで、KleverハブとKleverスイッチまたは調光器が同梱されています。発送は2018年5月の予定とのことです。