iedge
  • iedge
ニュース
2017.11.24
2019.03.18

わずか一滴の水漏れも見逃さない!漏水監視システムFlo 正式発売を前にユーザー1,000人がテスト

記事ライター:iedge編集部

カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置くFlo Technologies社は2017年11月20日、米国内において水質安全管理システム「Flo」を2018年に正式展開することを発表しました。2017年初頭のベータテストに続いて、台数限定の早期導入プログラムを行います。

Floシステムは、家庭の給水ラインに設置する監視装置と、スマートフォンアプリから構成されています。Floは漏水や異常を先取りして水の供給ラインを監視し、パイプ破裂などの致命的な問題を検出すると、自宅への給水を自動的に遮断します。

毎日の全体チェックを通して、わずか1滴の水滴や、壁の中や床下など目に見えない部分まで、あらゆる水漏れを検出することができ、水道管が凍結するとユーザーに通知することもできます。

また、水の流れ、温度、圧力をリアルタイムで連続的に監視し、その情報を蓄積していくことによって、その家庭の水の使用パターンを学習し、異常検出能力および漏水防止能力をさらに高めます。

Flo Technologiesのガブリエル・ハリーミCEOは「水害リスクを大幅に軽減し、水の使用を節約する能力を備えたFloは、海岸や沿岸に住むカスタマーや、配管の専門家および保険業界から圧倒的支持を得ました。家庭で1年間使用する水のうち、実に13%が漏水によって失われていると言われているため、Floシステムは使い続けると浮いた水道代で購入代金の元をとることができます」と語りました。

今回、早期購入プログラムとして1,000人のユーザーがFloを使用することになります。プログラム参加者の使用データを分析することで製品のさらなる改良を行い、 2018年1月〜3月頃に、Floシステムの正式な展開が予定されています。

Floシステムの正式版は699ドルで提供される予定です。早期購入プログラムは、399ドルとなっています。やや高価な設備ですが、水まわりの問題を起こしやすい家であれば、導入後にはお釣りがくるほどの価値を持つ製品です。

関連ニュース

NEW

偽サイトに要注意!見分け方やアクセスしてしまったときの対処法を解説

偽サイトでよくある被害 偽サイトにアクセスしてしまうと、次のような被害に遭う可能性があります。 個人情報を盗まれる 偽サイトの多くはログインして利用するWebサービスやネットショッピングなどのサイトを ...

続きを見る
ニュース 2024.05.30

ChatGPTがアカウントなしで利用可能に!アカウントありや有料版との違いも解説

ChatGPTとは 最初にChatGPTがどのようなツールなのか見ていきましょう。 画期的なAIチャットサービス ChatGPTはアメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスです。2022年 ...

続きを見る
ニュース 2024.05.23

分散型SNS「Bluesky」が誰でも利用可能に!使い方や特徴を解説

Blueskyとは Blueskyはジャック・ドーシー氏が発案してできたSNSです。ジャック・ドーシー氏は、旧Twitter(現X)の共同創業者の1人で、旧Twitter社のCEOを務めていた人物です ...

続きを見る
ニュース 2024.05.16

ポルシェが自動車とスマートホームの連携を狙う

ポルシェは、シュツットガルトに本拠を置くテクノロジー会社home-iXとパートナーシップを結ぶことを発表しました。 home-iXは、元ポルシェ従業員のMehmet ArzimanとHeiko Sch ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

サムスンとADTがスマートホームセキュリティ開発で新たなパートナーシップ締結

サムスンは2日、米国ホームセキュリティ最大手「ADT」とパートナーシップを新たに結んだことを発表。両社は、Samsung SmartThingsプラットフォームとADTの監視サービスを搭載した新しいセ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

ヒルトンホテルが“スマートルーム”導入へ

9月26〜27日に開催された旅行業界の国際カンファレンス、Skift Global Forumにおいて、ヒルトンホテルのクリストファー・ナセッタCEOが、2018年中に「スマートルーム」を導入予定であ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.