iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.08.11
2020.08.11

これでSiriが超使いやすくなる!WWDC2020に基づく【iOS14】の魅力を解説

アップルは、先日行われたWWDC2020においてiOS14を発表しました。今回は、その中でも特にSiriの機能にフォーカスを当てながら、刷新&追加されたさまざまな機能を紹介していきます。Siriがより使いやすくなりそうなiOS14、リリースが待ち遠しいですね!

記事ライター:iedge編集部

WWDC2020で発表されたiOS14とは?対応機種も!

iOSとは、iPhone向けのオペレーションシステム(OS)のことです。ホーム画面から「設定」→「一般」→「情報」の順にタップし、システムバージョンの項目を見るとチェックできます。アップデートする際は「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップすると確認できます。2020年7月12日現在、最新のiOSは13.5.1です。

iOS14はいつリリース?

iOS14のリリースは今秋です。まもなく、洗練され熟練度を増した最新のiOS14が皆さんのiPhoneに登場します。楽しみですね。

iOS14の対応機種は?

アップルの発表に基づくと、iOS14に対応するのは以下の機種です。

・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone8
・iPhone8Plus
・iPhone7
・iPhone7Plus
・iPhone6s
・iPhone6s Plus
・iPhone SE(第1および第2世代)
・iPod touch(第7世代)

上記以前のiPhoneやiPod touchなどではiOS14をインストールできませんのでご注意ください。

 

iOS14でSiriが超使いやすくなるってホント!?

画像引用元:https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/06/apple-reimagines-the-iphone-experience-with-ios-14/

iOS14ではSiriが使いやすくなります。具体的にどうなるのか、詳しく見ていきましょう。

音声が新しくなる

これまで、Siriの新しい音声が提供されてきたのは英語(米国)のみでした。ところが、iOS14におけるSiriは日本語も新しくなるのです。ほかにも、中国語(中国・香港)、フランス語、スペイン語(メキシコ・スペイン)、英語(オーストラリア・インド・アイルランド・南アフリカ・イギリス)など世界各国でSiriの新しい音声を利用できるようになります。

音声をテキスト化できる

iOS14のSiriは音声認識機能が強化されています。これにより、キーボードの音声入力機能を使って入力した音声を、テキストに変換できるようになります。ちなみに、キーボードの音声入力はiPhone XS以降のモデルで利用可能な機能です。なお、2020年中にはSiriで音声メッセージを録音したり送信したりできるようになるようです。こちらも楽しみです。

そもそも賢くなっている

SiriといえばAIアシスタント、AIアシスタントといえば調べ物ですよね。「ヘイSiri、◯◯は?」などと質問すると、インターネット上から正解と思われる答えを見つけ出し、教えてくれるというものです。ところが、従来のSiriはこの部分がやや弱く、ライバルのGoogleアシスタントなどに劣るとされていました。今回のiOS14では、インターネット上の【あらゆる】情報を駆使して答えてくれるようになりました。3年前と比べて知識量が20倍も増えているというのです。翻訳精度もアップしたといいますから、Siriの利用頻度が高くなりそうですね。

Siriがコンパクトになる

これまで「ヘイSiri」と話しかけると全画面表示され、それまでしていた作業を中断せざるを得ませんでした。ところがiOS14ではディスプレイの下部にSiriアイコンが表示されるのみになります。Siriからの返事もポップアップでディスプレイ上部に表示されるため、通話やビデオの視聴などを中断することなく、Siriが利用できるようになります。

 

iOS14ではSiri以外の機能はどうなる?ポイントまとめ!

画像引用元:https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/06/apple-reimagines-the-iphone-experience-with-ios-14/

iOS14では、Siri以外にもさまざまな機能が刷新&追加されています。代表的なものをピックアップして最後に紹介します。

ホーム画面のカスタマイズがより自由に

iOS14では、ホーム画面にウィジェットを表示させられるようになるほか、すべてのアプリを自動的に一覧またはひとくくりのグループに分割できるようになります。自分にとって使い勝手のよいiPhoneにカスタマイズできるほか、見られたくないアプリを非表示にしておくこともできるようになります。

CarKeyでiPhoneが車のキーに

本格的な普及はまだ先になると思われますが、iOS14ではCarKeyと呼ばれる仮想キーによって車のドアロックを解除する機能や、車内搭載のワイヤレス充電器にiPhoneを載せて車のエンジンを指導させる機能などが追加されます。

メッセージアプリではインライン返信が可能に

iOS14では、特定のテキストメッセージを選んで、そのメッセージにのみ返信できる「インライン返信」が登場します。またグループチャットでは、誰に向けて返信しているのかが分かる「@」を付ける機能も加わります。

マップもさらに使いやすく

iOS14では、マップにサイクリングルートが表示されるようになるほか、EV(電気自動車)の充電スポットも表示されるようになります。

アクセシビリティも強化される

iOS14ではアクセシビリティも強化されます。たとえば、iPhoneの背面をタップするだけでさまざまな機能を呼び出すことができるようになります。また、火災報知器などの警告音やドアベルの音などを検知すると、ユーザーに通知する機能なども盛り込まれます。

上記は一例ですが、iOS14ではSiri以外にもさまざまな機能が刷新&追加されます。まもなくリリースのiOS14、初期は不具合も懸念されますが、ぜひいち早くインストールしたいOSですね!

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.