運動不足を自宅で解消するならAIの力を借りるべし!
緊急事態宣言が解除され、外出などもある程度緩和されましたが、そうは言ってもウイルスがなくなった訳ではありません。運動はしたいけど、まだジムやプールに通うのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、自分で決めた時間に決めたメニューで運動をしようと思っても、自宅だとつい怠けてしまう、時間のコントロールが難しいという方もいるでしょう。そんな方にこそオススメしたいのが、AIを活用した自宅での運動不足解消法です。
AIが自宅での運動をサポートしてくれるとはどういったことなのか、具体例を挙げて解説していきます。
自分のペースでできるスグレモノも!「AI×自宅×運動」の方法とは
AIが自宅での運動をサポートしてくれるアプリやデバイスがいくつか登場していますので、紹介します。
AIモーションカウンター「家トレ」
画像引用元:https://www.atpress.ne.jp/news/214811
福岡県福岡市に本社を置く株式会社ネクストシステムが開発したのは、AIモーションカウンターです。仕組みは超シンプルで、AIモーションカウンターがユーザーの「動き」を検知して筋トレの回数を自動でカウントしてくれるというものです。用意するのはスマホのカメラとアプリのみ、カメラに映った自分の動きを、AIモーションカウンターが的確に捉えて回数をカウントしてくれるのです。
たとえばスクワット運動を自宅でしようと思ったとき「回数を数え間違えた」「集中力が持続しない」といった経験はないでしょうか?音楽を流しながらカウントしたり、スマホを手に持ちジャイロセンサーなどによるカウントに頼ったりすれば、そうした問題は解消できるかもしれません。ですが音楽を流せば自分のペースで運動できず、スマホを手に持てば体のバランスが変わり手を使った運動がしにくくなります。
AIモーションカウンターアプリをインストールしたスマホを目の前に置いてスクワット運動をするだけで、ペースにかかわらずAIが的確に回数をカウントしてくれます。自分のペースで運動できるだけでなく、数え間違いがなくなり、回数が見えるため集中力をキープするのにも役立ちます。
AI×フィットネスバイク
こちらは、アプリ連動型のフィットネスバイクです。フィトネスバイクというとスペースに困る印象がありますが、本製品は幅112×奥行54×高さ98cm、折りたたむと幅45×奥行54×高さ130cmとコンパクトにまとまっているフィットネスバイクです。
AIが、年齢や性別、体重といったあらゆるパーソナルデータをもとに自動計算し、あなたに最適な運動と食事をまるでパーソナルトレーナーのごとくサポートしてくれます。
忙しい方も自宅で運動できるよう、最短4分間で最大24分間に相当するトレーニングが可能な『AI×4分間フィットネス』、心拍数を管理して運動効果を最大限に引き出してくれる『AI×トレーナー』といった各モードが利用できます。
しかも電池式のため、コンセントを気にする必要がありません。家の中のもっとも余裕のあるスペースに設置できるのも、AI×フィットネスバイクの魅力でしょう。
上記は一例ですが、このようにAIが自宅での運動をサポートしてくれるアプリやデバイスは次々と登場しています。ぜひ最新情報をチェックしておきましょう。
もちろんスマートホームでも簡単に「AI×自宅×運動」を実現できる!
ところでAIと言えばスマートホーム、とりわけスマートスピーカーですよね。もちろん、AIを搭載したスマートスピーカーも、自宅での運動をサポートしてくれます。ここではAIアシスタント「アレクサ」を搭載したAmazon Echoを例に、自宅で運動をするためのオススメのスキルを紹介します。
筋トレコーチ
1セット1〜40回までの回数を自由にセットできます。また1回ごとの間隔も1〜5秒まで設定できます。自宅で、自分のペースで無理なく運動を続けたい方にピッタリです。
家ストレッチ
最初は軽めの運動から始めたい、という方はこちらの家ストレッチはいかがでしょうか?基本的なストレッチのほか、腰や背中など部分的なストレッチを音声でサポートしてくれます。
Fysta〜お家で簡単フィットネス〜
動画対応端末なら、映像を観ながら動きを真似するだけで、簡単に自宅で運動ができます。ストレッチから脂肪燃焼、ヨガなど10のプログラムが用意されています。動画未対応端末の場合でも、ナレーションで誘導してくれます。
夜の体操
夜に限らず朝でも昼でも自宅で運動できます。「ライト」「ミディアム」「ヘヴィ」の3コースから選んでトレーニングができます。スクワット、プランク、プッシュアップ、バランスなどシンプルな筋トレの繰り返しは集中して運動をするのに最適です。
おへや体操
1回あたり10分前後の体操なので、手軽に取り入れられます。自宅での仕事中、気分転換に運動するのもオススメです。有酸素運動が組み込まれていますので、ダイエット効果も期待できます。
AI×自宅×運動を成功させるにはリマインダーの活用を!
最後に紹介したのはアレクサスキルの一部ですが、どうしても忘れてしまうことがありますよね。今日は疲れたからサボろうか…なんていう日もあるかもしれません。もちろんムリは禁物ですが、自宅での運動はコツコツ継続することが大切です。
せっかくAIを活用するのであれば、リマインダーをセットしておきましょう。決まった時間に運動できれば、生活のリズムも安定してくるはずです。AIを上手に活用して、自宅での運動不足解消に役立ててください。