Appleは2020年6月12日、利用可能な機能の紹介ページにApple Mapsのリアルタイムの交通情報を利用できるエリアが複数の国や大都市圏に拡大したと情報を更新しました。
カナダ、イギリス、オランダ、スコットランド、スウェーデン、ウェールズ全体、およびオーストラリア、中国、米国の32の大都市圏においては、通常の公共交通機関の情報に加え、交通機関の情報がリアルタイムで表示される機能が追加されています。
一方で、Appleの「周辺」機能のサポートも拡張され、アルゼンチン、ベルギー、韓国、シンガポール、タイなど世界31か国で利用できるようになりました。
交差点などでの進行方向を音声や矢印アイコンなどで表示するターンバイターンナビゲーションシステムも今ではオーランド諸島、ケイマン諸島、ドミニカ共和国、パレスチナ領土、ウルグアイなどをサービスカバーしています。
また、Apple、マドリード、プラハ、イスタンブール空港など、インドアマップが利用できる45の空港を追加し、さらに、360度画像で街の中を移動できる「Apple版ストリートビュー」は米国の10都市(ボストン、シカゴ、ヒューストン、ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨーク、オアフ、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントン)で使えるようになりました。
Appleが新機能について利用可能な機能の紹介ページを更新するのには時間がかかることがよくあります。今回の新機能もリストされた場所で既に数週間利用可能になっています。
(画像引用:https://www.apple.com/ios/maps/)