「iPhone 11 Pro Max」は米国の批評誌「Consumer Reports」によって、”最高のスマートフォン”と評価されました。
主な評価ポイント1点目の” バッテリー持続時間”についてのテストでは、「iPhone 11 Pro Max」は約40.5時間持続し、「iPhone XS Max」と比べると約11時間も延びています。ちなみに「iPhone 11 Pro」は34時間の持続で、27.5時間の「iPhone XS」を約6.5時間上回りました。一方「iPhone 11」は28時間だったため「iPhone XR」から約30分しか延びていません。
評価ポイント2点目の”カメラ品質”については、「iPhone 11 Pro Max」「iPhone 11 Pro」ともに静止画像品質の最高評価ポイントを獲得しました。「iPhone 11」も含め「iPhone 11シリーズ」はすべて背面カメラ品質で高く評価されています。
その他、耐水性テストは「iPhone 11シリーズ」すべてがクリアしましたが、約76cmの高さからデバイスを何度も落とす落下テストでは、「iPhone 11 Pro Max」と「iPhone 11」はクリアしたものの、「iPhone 11 Pro」は残念ながら落下50回目にディスプレイが壊れてしまったとのことです。
さらに、「Consumer Reports」のテスターによると「iPhone2018年モデル」や「ハイエンドAndroidデバイス」と比べ、「iPhone 11シリーズ」のA13プロセッサーは非常に高速であるとのこと。ただし、これは重いゲームやビデオ編集などをする際にしか確認できないそうです。
すべての評価ポイントをふまえ「iPhone 11 Pro Max」は総合95点で1位。2位は92点の「iPhone 11 Pro」で、「サムスンのGalaxy S10+」よりも2点上回りました。「iPhone 11」は89点の8位となり、「iPhone 11シリーズ」はすべて10以内に入りました。
2019年の「iPhone 11シリーズ」はいずれも5G対応なしのため、競合他社のフラグシップモデルに比べ劣るという見方もありましたが、「Consumer Reports」は”高性能で洗練されたマシン”と極めて高く評価しています。5Gの通信インフラが未整備であることが今回の評価に影響した部分もありますが、アップルの確かなものづくりが好評を得た結果であることは間違いありません。
(画像引用:https://www.apple.com/)