新型iPadとは
新型iPadとは、今後発売されるのではないかと噂されている第七世代iPadのことを指します。さまざまなアナリストや情報提供者がその登場の可能性を指摘していますが、最も信ぴょう性の高い情報は、Apple自体が流しています。
Appleは2019年1月に、ロシアやカザフスタンなどが加盟している「ユーラシア経済連合」の製品情報データベースに、「iOS 12」搭載のタブレット7モデルを登録しています。そして、2019年7月にも新規で「iPadOS」搭載のタブレットを5モデル登録しているのです。
Appleのタブレットシリーズと言えばiPadしかありませんから、現在登録されているモデルは新型無印iPadを始めとして、プロ向けの「iPad Pro」や、廉価版の「iPad mini」の新規モデルのいずれかである可能性が極めて高いです。
このうち新型無印iPadは、第七世代の中核になる存在ですから、まず間違いなく発売されるでしょう。生産体制はすでに稼働中と言われており、早ければ2019年10月ごろには発売されそうです。
新型無印iPadに関する噂
ここからは、新型無印iPadに関する噂をまとめていきます。なお、上記ツイートはあくまで噂である点にご留意ください。
10.2インチと10.5インチの2モデル展開か
未発表時点でiPhone Xシリーズの存在と名称を的中させるなど、精度の高い情報をTwitterでリークする「CoinX」氏は、「新型無印iPadは10.2インチと、10.5インチの2モデル展開になる」という情報を発表しています。
この情報が本当ならば、第六世代の無印iPad9.7インチ1モデルに対して、さらに大型インチの2モデルが第七世代無印iPadとして発売されることになります。
現在では「ベゼルレス(タブレット表面の縁部分を少なくして、ディスプレイのスペースを大きく取る製造手法)」を使えば、サイズを抑えたままディスプレイインチを拡大できます。タブレットは大きい画面が好まれる傾向にあるため、画面が大型化する可能性は十分に考えられます。
iPadOSを搭載?
Appleはユーラシア経済連合の製品情報データベースにiPadOS搭載モデルを登録しています。そのため、新型無印iPadにはiPadOSが搭載される可能性があります。
iPadOSはAppleが開発者向けに開催している「WWDC 2019」中で発表されました。従来iPadに搭載されていたiOSはiPhoneなどでも利用されていますが、「iPadOS」はその名の通りiPad専用のOSとなっています。
iPadOSでは複数のウィンドウでアプリを操作したり、ホーム画面のアプリアイコンの数を増やしたりすることができるなど、iPadの大画面を活かした機能が追加されています。もしiPadOSが新型無印iPadに搭載されれば、ユーザーのiPad活用の幅はさらに広がるでしょう。
機能や価格についてははっきりしていない
近いうちに発売される可能性の高いiPad第七世代ですが、残念ながらスペックに関する情報のリークはあまりありません。
例えば、新型無印iPadの場合、人によっては「A11 Bionic チップ、Touch IDが搭載される」との声もあれば、「A11 Bionic仕様で、モデルによってはTouch IDとFace IDのどちらかが搭載されている」との声もあります。新機能に関しても、iPadOS以外に目立った情報は発見できません。
値段に関しても、はっきりしたことは明らかになっていません。ただし、第七世代が第六世代に対して大幅にアップデートされる可能性は、リークされている情報が少ないことから考えても少ないように思えます。そのため、大幅な価格変更も起こらない可能性があります。
新型無印iPad、今後の展開は
今までのパターンから推測すると、Appleは2019年9月に新型iPhoneを発表する可能性が高いです。そして、iPadの発売が2019年10月ごろになるならば、サプライズとしてiPhoneだけでなく、新型無印iPadを始めとする第七世代iPadを発表する可能性も十分にあり得ます。
これまでも新Apple機器が事前登録されていたユーラシア経済連合のデータベースにiPadシリーズが製品登録されている情報は、信ぴょう性が高いです。近いうちに新しい情報が出回る可能性もありますから、気になる方はぜひ、引き続き関連情報をチェックしてみてください。