数々の機能を備える「Glance clock」ですが、もっとも仕事の生産性向上に役立ちそうな機能が「インターバルタイマー」です。
キッチンタイマーなど普通のタイマーは、指定した時間が経過したらアラームを鳴らして終わりですが、インターバルタイマーは、複数の時間を設定して、それを繰り返して表示・通知するものです。
「Glance clock」のインターバルタイマーには、「Pomodoroタイマー」「Tabataタイマー」そして自由に時間を設定可能な「カスタム」と3種類のメニューが用意されています。
・Pomodoroタイマー
世界中の意識高いビジネスマン、ライフハック好きに知られている時間管理術が「ポモドーロ・テクニック」です。25分の作業(Work)と5分の休憩を繰り返すことで集中力とモチベーションを保つ効果が知られています。
タイマーで区切ることで、途中で別のことをしようとか、怠けてしまう心を制御することができるのです。また、休憩時間をだらだらと延長してしまうのも防げます。アラームが鳴るので、複数の人が働いているオフィスでは使いにくいですが、筆者のようにひとりで原稿書いているような仕事では効果絶大です。
ちなみにポモドーロ・テクニックという名前は、発案者のコンサルタントが試験勉強のためにトマトの形をしたキッチンタイマーを使ったことが由来です(ポモドーロとはイタリア語でトマトの意味)。
スタートすると「WORK」と表示され、25分間の作業開始を知らせます。
残りの分数をデジタル表示とLEDの帯の長さで表示します。
秒のカウントダウン。0になると作業時間の終了をアラームでお知らせ。
休憩時間(REST)がスタート。作業25分、休憩5分を1セットとして、4セット(2時間)繰り返したら終了(DONE)です。
トレーニング用のタイマーも