iedge
  • iedge
ニュース
2018.03.09
2019.03.18

スマートサーモスタットのEcobee、Amazon Alexa Fundから66億円調達

記事ライター:iedge編集部

カナダ・トロントを拠点にスマートサーモスタットを扱うEcobeeは7日、Amazonを中心とした投資ファンドAlexa Fundから6200万ドル(約66億円)を調達したと発表しました。

この資金調達はAmazonがドアベルメーカーのRingを10億ドルで買収してからわずか1週間後のことです。また、Googleに再吸収されたNestのサーモスタットをAmazonから「締め出した」件は今回の資金調達と一部関係があるとも報じられています。

Ecobeeのスマートサーモスタットは、Amazon、Apple、IFTTT、Google、Samsungのプラットフォームに対応しています。さらに、AmazonやApple、Best Buy、Home Depot、Lowe'sなどの店舗でデバイスが販売されています。

同社の最新のスマートサーモスタットEcobee 4では、Alexaに対応するだけでなく、Alexaを搭載しており、Amazon Echoのように使用することが可能です。天気やニュースを聞いたり、Uberやピザの注文に使ったりすることもできます。

Ecobeeのスチュアート・ロンバードCEOは「我々の製品はすべて、お客様がお金とエネルギーを節約できることを第一に考えて設計されている。また、スマートホームを、構成が難しいデバイスの集合体から、お客様にとってより親しみやすいものに変えるというビジョンも持っている」と今後の展望を語りました。

ロンバード氏によると、Ecobeeは今回の資金を使ってさまざまなスマートホームカテゴリへの進出を計画しているとのことです。同社の次製品Switch +はスマートライトコントローラで、Alexaも搭載されています。それ以外の今後登場する製品については、言及されませんでした。

また、投資信託会社Energy Impact Partnersによる資金投入も行われています。投資を受けて、現在同社のパートナーLindsay Lugerが、Ecobeeの取締役に就任しています。

(画像引用:https://www.ecobee.com/)

関連ニュース

NEW

スマホが水に濡れてしまった場合の対処法

日常生活でよくあるスマホが水に濡れる場面 日常生活の中では、次のような場面でスマホが水に濡れてしまう可能性があります。 水のあるところに落として水没する スマホを水のあるところに落として水没させてしま ...

続きを見る
ニュース 2024.04.18

災害時にスマホやインターネットはどうなる?普段からやっておきたい対策も解説

災害発生直後にインターネットは使える? 大きな災害が発生した直後には、インターネットはどのような状態になるのか見ていきましょう。 スマホのモバイル回線 スマホのモバイル回線がつながるためには、基地局が ...

続きを見る
ニュース 2024.04.11

骨伝導イヤホンとは?普通のイヤホンとの違いやメリット、デメリットを解説

音が聞こえる仕組み 骨伝導イヤホンについて知るには、音が聞こえる仕組みを理解しておく必要があります。 音の正体 音の正体は空気の振動です。また、人間は耳の奥にある蝸牛という渦巻き状の組織で音を感じ取る ...

続きを見る
ニュース 2024.04.04

ポルシェが自動車とスマートホームの連携を狙う

ポルシェは、シュツットガルトに本拠を置くテクノロジー会社home-iXとパートナーシップを結ぶことを発表しました。 home-iXは、元ポルシェ従業員のMehmet ArzimanとHeiko Sch ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

サムスンとADTがスマートホームセキュリティ開発で新たなパートナーシップ締結

サムスンは2日、米国ホームセキュリティ最大手「ADT」とパートナーシップを新たに結んだことを発表。両社は、Samsung SmartThingsプラットフォームとADTの監視サービスを搭載した新しいセ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

ヒルトンホテルが“スマートルーム”導入へ

9月26〜27日に開催された旅行業界の国際カンファレンス、Skift Global Forumにおいて、ヒルトンホテルのクリストファー・ナセッタCEOが、2018年中に「スマートルーム」を導入予定であ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.