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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.10.27
2019.05.01

スマートホーム・キッチンで日々の負担を軽減しながら時間を有効活用しよう!

食事の支度、調理、後片付け、お弁当の準備……1日にキッチンに立つ時間はどれくらいですか?IoTの普及に伴って色々な“モノ”が“スマート化”されている昨今、キッチンでの負担を軽減するために開発された製品が注目を浴びています。

記事ライター:iedge編集部

キッチンこそがスマートホームの主戦場となる?

専業か兼業か、あるいは何人家族か、はたまた独身かなどによって、キッチンに立つ時間は変わってきますが、例として、専業主婦がキッチンに立つ時間は1日平均6時間、つまり1日の4分の1はキッチンに立っている計算になると言われています。

仕事をしている方でも、なんだかんだキッチンに立つ時間は多く、朝晩トータルすると1日平均2時間ほどは立っていると言われます。

仕事に行く前や、仕事を終えて帰宅してからの貴重な時間の中での2時間は、決して短い時間とは言えません。

しかもほぼ毎日のことですから、実は皆さん人生の中でもキッチンに立っている時間は「意外と長い」ということが分かります。

そんな中、毎年9月に行われる世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展(家電等の見本市)「IFA」では、スマートホームに特化したキッチン用品も多く見かけられるようになりました。

食事の準備や調理、後片付けそのものの負担を軽減・時間短縮したり、他のことを並行して行えたりということが可能になれば、自由に使える時間も増え、これまで手が回らなかったこともできるようになります。

各メーカーがキッチン関連のIoTデバイスを次々と開発し始めたということは、キッチンこそがこれからのスマートホームの主戦場となるのではないかという予測の表れかもしれません。

 

スマートホームに特化したキッチン製品

スマートホームに特化したキッチンといえば、例えばIHクッキングヒーターやオーブンがあります。

スマホやタブレットに専用アプリを入れておけば、そのアプリを通して使用する調理器具の大きさや形に合わせてヒーターの分割パターンを自在に変化させたり、加熱加減を調整したりできるようになります。

またオーブンでは、オンライン上に掲載されているレシピを元に調理時間をセットしてタイマー設定しておけば自動で調理を行ってくれるほか、遠隔操作で調理を開始することもできますので、家にいなくても料理が作れてしまいます。

あるいは以下のようなスマート冷蔵庫もあります。

液晶パネルや内蔵スピーカーが搭載されていて、レシピをモニターに映しながら調理できたり、スマートテレビと連携してテレビ番組を見ながら調理できたり(安全には十分気をつけてください)、音楽を聴きながら調理ができるといったものです。

ほかにも、スマートスピーカーを活用すれば、調理をしながら「お風呂にお湯を張って」「寝室のカーテンを閉めておいて」など、ちょっとした別の作業も依頼することができるので、負担も軽減されることになります。

このように、キッチンでの負担を軽減してくれる、便利なスマートホームキッチン製品が次々に開発されています。

 

キッチンをスマートにするこんな製品も登場している

バス用品、キッチン用品、トイレ用品など様々な生活雑貨、日常用品を開発・販売している株式会社オーエは「スマートホーム・キッチン」シリーズを発売しています。

こちらは特にIoT化されているというものではありませんが、日々のキッチンでの作業を楽しくしてくれたり負担を軽減してくれたりするでしょう。

小さめの長方形でちょっとした洗い物に大活躍する「ウォッシュタブ」は、場所を取らないためシンクを広く使え、足の部分の滑り止めによって安定感もあり、底面にぬめりが付着するのを防ぐ効果も抜群で、水の流れを妨げないような工夫も施されています。

お皿やグラスだけでなく、箸や箸置きなどの小物や、プチトマトやレタスなど野菜を洗うのにも適していて、タブの側面や中央上部にはスリットが入っており、スムーズに排水できますので、溢れ出たり小物が一緒に流れ出たりしてしまうのを防げます。

数あるスマートホーム・キッチンシリーズの中でも女性に人気なのが、シンクにセットして使える「ディッシュドレイナー・ハンギング」と呼ばれる水切りです。

「調理台が狭い」
「シンク内で使用する水切りはせっかく洗った食器が水はねを受けてしまうので使わない」

といった声に耳を傾けて開発されたこの製品は、シンク内でも水はねがないように設計されていて、凹凸が少なく、お皿を立てて水を切れるスノコ、倒れにくい箸立てなどもついていますので、ストレスなく水切りすることができます。

またシンクにセットするためのアームはスライド式ですので、シンクの大きさに合わせて調整することもできます。

また、人気のスマートホームキッチン製品として、水が自然に流れる「キッチントレー」も見逃せません。

特に食洗機を使用している方や、洗い物が少ない方に好評で、トレーの片側が傾斜になっているので、グラスやお皿を立てておけば自然に水切りができるという製品です。

コンパクトなのでタテ・ヨコ自由におけるほか、不要時はまな板立てなどに立てかけて収納できます。

*参考価格
ウォッシュタブ:2,662円
ディッシュドレイナー・ハンギング:4,320円
キッチントレー:1,620円

そのほかのスマートホーム・キッチンシリーズはこちらの公式サイトに掲載されています。
スマートホーム・キッチンシリーズ

 

キッチンがスマート化すれば時間を有効活用できる

IoT化されたスマートホームキッチン製品や、キッチンでの作業を効率化してくれる製品をご紹介してきました。

日々のキッチンでの負担が軽減するだけでなく、効率化することで時間が短縮でき、その分を家族との会話や自分の時間に使うことができるようになります。

キッチンに立つことが多い女性の皆さん、便利なスマートホームキッチン製品を、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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